【工場向け 自家消費型太陽光発電設備】施工業・メンテナンス

工場の外観(イメージ) 太陽光発電設備

自家消費型太陽光発電を工場に設置するメリット

送電用鉄塔のイメージ

工場にとって電気代は大きなウエイトを占めています。
電気料金の値上げなどにより更に大きな出費となり、電気料金のプラン変更や節電の仕組みを取り入れながら、電気代削減を検討している工場や事業所、企業も多いと思います。

今回は自家消費型太陽光発電設備を工場内に設置することで大幅な電気代削減を実現できるメリットや方法をご紹介します。

自家消費型太陽光発電とは?

自家消費型太陽光発電とは『太陽光発電設備を設置した敷地や場所で電気を消費する』意味で、特に工場や倉庫などの屋根に設置して太陽光発電所で作られた電気をそのまま工場などの事業所内で使用することを指します。

いままでの太陽光発電設備の建設は売電をメインとするケースがほとんどでしたが、自社工場内の生産設備へ電気を直接供給できるため、電気代削減やピークカットに貢献します。

また、工場内に自家消費型太陽光発電を導入する場合、自家消費対応のパワーコンディショナーや制御機器を設置し、電力会社の送電網に影響することがないよう、逆潮流しない設計をする必要があります。

自家用発電設備を工場に設置するメリット

太陽光パネルを工場の屋根に設置するのが分かりやすく、シンプルな仕組みです。
工場などの屋根に設置した太陽光発電パネルからパワーコンディショナーなどの装置、遠隔監視装置で工場や事業所に設置することで、工場内にある太陽光発電量や機器の異常の有無を確認することが可能となります。

工場の屋根に設置する場合、設置する工場建物の耐荷重や設置可能な太陽光パネルの枚数をチェックする必要があります。

耐荷重は安全面で特に注意しなければならいないポイントであり、工場の建物の耐震工事の必要有無を確認する必要があります。

また、太陽光パネルが工場の屋根全体に設置できる面積があるかについても検討しなければなりません。

工場の屋根に取り付けるメリット

工場内の電気使用量の削減

工場の屋根に置く太陽光発電設備のイメージ

世界情勢に伴う原油価格高騰などにより電気料金の値上げが問題になっています。

特に2022年に勃発したロシアによるウクライナ侵攻により、世界的に石油などの化石燃料などの原材料コストが上がり、化石燃料を使う火力発電所での発電コストアップに伴い電気代が高くなるという図式です。

そんな中、工場内に設置した自家消費型太陽光発電所で発電した電気を直接工場内で使用することで電力会社から購入する電気の削減につながります。

BCP対策としての工場向け自家消費型太陽光発電設備の設置

自家消費型太陽光発電設備を工場などの事業所に導入することにより、晴れていれば発電した電気を工場内で直接使うことができるので、大規模地震・台風・大雨による洪水時に電力が供給されない場合でも、自家消費型太陽光発電所から電源を確保することにより、工場の生産を継続するための手段として工場などの事業所の経済的損失を最小限に食い止める事が可能となります。

自家消費型太陽光発電設備を工場へ設置する場合の注意点

建物の耐荷重の調査

工場の外観(イメージ)

工場の屋根に太陽光パネルを設置場合、工場建屋の重心が変化することもあり耐震性に影響を与える場合があり、工場の屋根に設置を考える際、太陽光発電施工業者などに相談した上で設置を検討することが重要となります。

また、工場建屋の耐震性や建物の築年数などによっては、工場の屋根の改修・耐震工事が必要になることがあります。

イニシャルコスト(初期費用)が回収できる見通しがあるか?

工場などの事業所内に自家消費型太陽光発電設備を設置する場合、設置工事などの初期費用を回収できるか事前にコスト計算することも重要となります。

太陽光発電設備の初期費用回収には8~12年かかるといわれていますが、相場より高い初期費用やシミュレーションを下回る発電量になってしまうことにより、初期回収期間が15~20年程度に延びることも考えられます。

工場への自家消費型太陽光発電システムの設置は、初期投資費用だけでなく発電量と電気代の削減効果、部品交換や修理費などの保守・メンテナンス費用を確保することも大切となり、シミュレーションをする上で重要なポイントとなります。

工場や事業所内の設備工事時に電源を止める必要がある

工場の屋根や事業所内に自家消費型太陽光発電設備を構築する場合、一時的に工場内の電源を止めた状態にする必要があり、工場での生産を続ける上で工場の生産停止は大きな損失となる場合もあります。

工場内に自家消費型太陽光発電を設置する際、弊社の技術者と工場従業員などの立ち合いのもと停電作業をした上で電力供給の確認をします。

そのため設置工事を依頼するときは、工場の繁忙期を避け、年末年始、大型連休、休業日に工事をするよう調整する必要があります。

また、工場内の従業員にも太陽光発電の時期、停電作業の説明をした上でトラブルがないよう気を付けることも大事となります。

トラブル発生のリスク

例えば工場の屋根に自家消費型太陽光発電システムを設置する場合、感電事故などに注意する必要も出てきます。

太陽光発電に欠かせない配線やパワーコンディショナーの破損などのトラブルを放置することで、感電や漏電により工場火災などを起こしたり、経年劣化により太陽光パネルの落下事故にも注意する必要があります。

太陽光パネルは一般的に1枚あたり15kg前後あり、複数の太陽光パネルと架台を合わせると数百kg単位の重さになるため、定期点検が重要となります。

工場に設置する自家消費型太陽光発電設備の施工費用について

自家消費型太陽光発電工事費は、工場内に設置する太陽光パネルの面積や場所によって変わります。

工場に太陽光発電所を構築する場合のまとめ

工場をお持ちの法人・事業者は節電効果の高い自家消費太陽光発電を検討してはいかがでしょうか?

第一セントラル設備は太陽光発電設備の施工からメンテナンスまで一貫してサービスを提供します。

第一セントラル設備は、工場用 自家消費型大型太陽光発電所の
 1.『工場向け自家消費型大型太陽光発電所の施工及び管理』
 2.『工場向け自家消費型大型太陽光発電システム完成後の保守・メンテナンス』まで一貫して対応。
これまで、企業・法人向けの大型太陽光発電設備施工で積み上げた経験と実績で様々な工場向け自家消費用の太陽光発電設備の施工のご提案をさせていただきます。

約40MWの発電量を生み出す大型太陽光発電所の施工実績!(2023年現在)

第一セントラル設備は2004年から太陽光発電設備工事の施工業を営んでおり、
2011年までは家庭用太陽光システムを中心に施工実績を積み重ねて参りました。

2012年以降は企業・法人向けの産業用・事業用大型太陽光発電所(メガソーラー)の施工にシフト。2016年以降は大型倉庫などの屋根上設置に特化。
2023年現在、約40,000KWの発電量を生み出すっ法人・企業向け 産業用・事業用大型太陽光発電設備の施工実績がございます。

今後は、工場向けの自家消費型太陽光発電設備を中心に電気代削減だけでなく、カーボンニュートラル社会の実現、BCP対策も視野に入れ、更に安定した高品質の工場・事業者向けの自家消費型太陽光発電所の提案・工事・施工・保守・メンテナスまで提供致します。

ロジポート橋本・太陽光発電所

第一セントラル設備 所有【ロジポート橋本・太陽光発電所】
2015年7月より太陽光発電事業を開始。年間2,600,000KW/hを発電。
一般家庭の約700所帯の電気消費量に相当します。

企業・法人向け 産業用・事業用 大型太陽光発電所(メガソーラー)工事実績一覧

大型太陽光発電設備の施工・運用の流れ

工場向け 自家消費型 太陽光発電所の点検・メンテナンスのご紹介

遠隔監視システムで自家消費型太陽光発電状況を見える化

太陽光発電設備の遠隔監視モニター画面

常に運転状況を見守り、工場向け自家消費型太陽光発電設備異常時にはアラートをメールにて受信。
不具合を早期に発見し、太陽光発電量の低下による欠損を防ぎます。

工場向けの自家消費型 大型太陽光発電所の定期点検・法定点検・メンテナンス

第一セントラル設備ではメガソーラーの施工だけでなく、工場向けの自家消費型大型太陽光発電設備の定期点検・法定点検・保守・メンテナンスも行っており、工場などの事業所向け自己消費型太陽光発電所の計画段階から実際の稼働までワンストップサービスの提供が可能です。

大型太陽光発電所の定期点検・法定点検・メンテナンス

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